白湯とは、簡単に言ってしまえば、ただの「何も入っていないお湯」のことです。
なんとなく、健康に良いイメージはあるかもしれませんが、「白湯を飲んだだけで本当に痩せるの?」と思ってしまいますよね。
実は毎日の水分補給の中に、「白湯」を取り入れると、冷え性改善・代謝促進など、身体に良いことがいくつも起こります!
ということで今回は、誰でも手軽に取り組める「白湯」を使ったダイエット効果について、詳しく解説していきます。
そもそも、人間の体の60%~75%近くが水でできていると言われています。
このことからわかるのは、水の摂取は、人間の健康を維持する上で非常に重要だということです。では、なぜ水分摂取に「白湯」を取り入れると、ダイエット効果があるのでしょうか?
その理由について詳しく見ていきましょう。
白湯を飲むと、内臓の温度が上昇して、血流が促進されます。
全身の血の巡りが良くなり、基礎代謝が改善し、脂肪の燃焼効率も向上していきます。
痩せやすい体質づくりに白湯は効果的です。
胃腸は冷えると働きが低下し、温まると働きが活発化します。
白湯を飲むことで胃腸が温まり働きが活発化すると、摂取した食べ物の消化もスムーズに行われ、老廃物がスムーズに排出されるようになります。
温かい飲み物を摂取することは、満腹中枢を刺激することにもつながります。
満腹中枢が刺激されると、食べる量も自然に減少するので、無理なく痩せることができます。
摂取した白湯は、尿として排出されます。お湯は吸収効率が高いため、体の脱水状態を防ぐことに効果的ですし、体に不要な物は尿として排出されていきます。
水を多く摂取することで、便通も良くなり便秘も解消されます。
白湯を作る場合は、まずはやかんや電気ケトルで通常通りお湯を沸かしましょう。
沸かしたお湯は、10分くらい置いておくことで、約50℃まで冷ますことができます。
使用する水は、ミネラルウォーターが好ましいですが、水道水でも問題ありません。
電子レンジを使って温める場合は、500wで2分程度加熱することで白湯になります。
1日数回に分けての摂取が基本となります。おすすめは、起床直後、各食事の前、就寝直前の計5回です。
起床直後は、白湯を飲むことで休まった状態の胃が刺激を受けて、動きが活発になったり、血流が促進されたりします。脳を起こし、活発な1日を過ごすことにも役立ちます。
また、各食事前に白湯を摂取すれば、空腹感を減らすことにもつながり、無理なく食事を減らすこともできます。
就寝前は体が温まり、寝つきがよくなるため、睡眠の質を向上させる効果もあります。
そして、白湯を飲む量は1日800ml程度にすることをおすすめします。飲みすぎは、胃液が薄まり、逆に消化効率を下げてしまう恐れも。数回に分けて、コップ1杯の量を定期的に摂取するようにしましょう。
生活リズムや生活習慣を整えることは、ダイエットをするにあたって当然重要になります。
白湯を飲むことがいくらダイエットに効果的だといっても、バランスの悪い食生活や不規則な生活習慣では、痩せることは難しいです。
まずは、適度な運動・十分な睡眠・バランスの良い食事を意識した上で、生活に白湯を取り入れるようにしてください。
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